なぜ正しいと思う選択が失敗につながるのか?
昔の私はアホでした。いまでも抜けてますけど、まえの私はだいぶネジが外れていて、
たとえばショッピングモールを歩いていてバッグに「40%オフ」などと値札が付いていると、瞬時にそのバッグを抱えてレジに持って行ってました。
そしてクレジットカードをレジに出しながら、
≪これは40%オフなんだし、ちょうど先週買った靴と色が合ってるし、いい買い物なんだ≫ と自分に言い聞かせてました。
まだ今月のローンの支払いのメドが立ってないのに。
なぜそのとき、「いま買い物するべきじゃない」という心の声が聞こえてこなかったのでしょうか?
理由は、「負債があるときに浪費をするべきでない」という情報が私の中になかったから。
私たちはパソコンの中にフォルダを作るように、頭の中にフォルダを作って情報をファイル化しています。
生きていくためにです。
でもそれは決して「豊かに生きていくため」ではありません。
私たちは何か物事に遭遇したとき、頭の中のフォルダを開いて対処法をみつけます。
お金を使う用事に出会ったとき、自動的に「お金」と名前がついたフォルダを開いて、どんな行動をとるか決定します。
つまり自分の中に保存されている知識だけを使って最も適切と思われる行動をします。
それは自分が「正しいと思う選択」です。
でも困ったことに「成功につながる選択」とは限りません。
当時の私は、「正しいと思う選択」が常に「失敗につながる選択」でした。
というわけで、いま私がお金持ちになるためにしていることが、頭の中のファイルをどんどん入れ替えていくことなのです。
今日はここまでね☆