役に立たない思い出を捨てる

私が子供のころ、お母さんにお菓子をおねだりすると、お母さんは

「私はお金を持っていないの。お父さんに頼んでみたら」

と言いました。

そこでお父さんにお菓子をねだると、お菓子を買ってもらえました。

またある日、お母さんにアイスを買ってほしいとねだると、お母さんは

「私はお金を持っていないの。お父さんに頼んでみたら」

と言うので、お父さんにねだるとアイスを買ってもらえました。

いつもこの調子でした。

こうして育った私には、いつのまにか

≪女はお金を持たないもの≫

という潜在意識ができていました。

もうお分かりですよね。

私はいくらお金をためる努力をしても、いつも手元にお金がない。

その場その場で欲しいものを買ってしまっていました。浪費癖ですね。

それと、お金を稼ぐのは男性の役割だという無意識もできてしまっていました。

このことに気がついた私は、過去の思い出と決別することにしました。

私が経済的に自由になっていったのはそれからです。

役に立たなくなった思い出は捨てましょう。

楽しい思い出を捨てる必要はありません。

もう役に立たなくなったお金の思い出にサヨナラすればいいのです。

これからの豊かな未来にフォーカスしましょう。

今日はここまでです。

ではまた☆

恐怖の支配から逃れる

あなたは「自分に価値がある」と確信していますか？

もし、あなたが「自分はつまらない人間だ」「自分には価値がない」と心の中で信じてると、

結果として
お金がないという現実を生み出してしまいます。

なぜお金持ちになりたいのか、という動機はとても重要です。

あなたは人生に対する恐怖を解決するためにお金を得ようとはしていませんか？

こうたずねると、多くの人は

「いいえ、私は安心を得るためにお金を欲しいと思っています」

と答えます。

しかしそれは同じことです。

恐怖と安心は、本質は同じです。安心を求めるのは恐怖の裏返しです。

巨万の富を築いたところで、恐怖は解消されません。

なぜなら
お金が問題なのではなく「恐怖」が問題だからです。

あなたの中で「恐怖」が解消されていないと、

たとえお金持ちになったとしても
また別の問題が発生して恐怖に陥ります。

お金と幸せは関係ないのです。

お金がないときは、「自分はこのままずっと貧乏なのではないか」という恐怖が頭を支配しています。

ところが実際お金を手にしてみると、

「もし失敗してこのお金を失ったらどうしよう」

「周りからねたまれたらどうしよう」

「税金でたくさんもっていかれたらどうしよう」

こんなふうに恐怖が変化するだけなんです。

つまり

　問題の根っこにある恐怖と対決しない限り

　あなたはどんなに大金を手にしても幸せにはなれない。

恐怖に駆られて行動する人は

金持ちになることで自分の価値を証明しようとする。

でも

お金はあなたの内面を変えてくれません。

「すでに自分にはじゅうぶん価値がある」と確信しましょう。

心の中が豊かであれば、

豊かな生活を送っている自分が
あなたの自然な姿となります。

今日はここまでです。

ではまた☆

幸せになれる人 なれない人

今日はちょっとショッキングな話をします。

あなたが「ある条件」を満たしていないと、

どんなに一生懸命がんばってお金持ちに
なったとしても幸せにはなれない

という事実です。

ふつうだったら

「ありあまるほどお金があれば幸せになれる」

と思いますよね。

ところがそうではないのです。

あなたがお金を持つことで幸せになるために満たさなければならない条件とは何でしょうか？

それは……

　お金持ちを目指す動機が
　「怒り」
　「恨み」
　であってはならない

ということ。

思い出してみてください。

あなたは、幼いころ、

お金のことで両親を恨んだり、
憎んだりしていませんでしたか？

両親のお金の使い方が
気に入らなかったのではありませんか？

失礼ですが、あなたの両親は貧しかったのではありませんか？

そして
あなたは

「両親のようになるのはイヤだ」
「私は金持ちになって、幸せになる！」

と決意したのでは？

そこにワナがあるのです。

あなたの内面世界のパワーは強烈です。

もし、あなたが心の中で

　《お金 イコール 怒り》

という図式を持っていると、

金持ちになればなるほど怒りも増していく。

するとどうなるか。

「怒ってばかりいるのは、もう沢山だ。
私は怒るのをやめたい」

と思うようになり、

ここからが重要なのですが……

「怒るのをやめたいのならお金を処分しなさい」

という心の声が聞こえてきます
（無意識でです）。

すると、

しょうもない買い物をしたり

人にやたらおごったりして、

無意識のうちにお金を処分してしまうのです。

あなたの心の、このプログラムを書き換えないといけません。

お金を稼ぐ目標を、

怒りではなく、

「人を喜ばせたい」とか
「人の役に立ちたい」

と前向きな言葉で書き換えましょう。

内面はすぐに変わるものではありませんが

まず言葉を発することが大切です。

今日はここまでです。

ではまた☆